5月 13

5・3憲法集会

5月3日憲法を守る中弘南黒市民集会が開かれました。

今回の講演は、あすなろ法律事務所の葛西聡弁護士が「憲法9条のリアリティ」と題して講演されました。

終わりに話された 9条を生かした非軍事による真の積極的平和主義の部分がとても印象に残りました。「平和」とは単に戦争、紛争がない状態(消極的平和主義)にとどまらず、戦争や紛争の原因となる貧困や差別・抑圧のない状態(積極的平和主義)をさすということ。

そして日本国憲法はこの積極的平和主義を掲げていると。

9条を持つ日本が非軍事による「積極的平和」を実践した事例も紹介されました。
2000年代前半から、フィリピン・ミンダナオ島では、イスラム系の「モロ民族解放戦線」と政府軍が10年間にわたり武装闘争・内戦が続き、停戦協定も何度も破られ軍隊を中心とした停戦監視団が組織されたとき、日本政府は自衛隊を送らず、丸腰の国際協力機構を派遣し、学校や職業訓練校をつくり、農業や漁業の技術指導などを行いました。こうした努力を10年近く続ける中で現地の空気が大きく変わり、子どもたちがイスラム教徒もキリスト教徒も一緒に平和でもをおこない、ゲリラも日本人を攻撃できないという空気になり、日本の平和戦略に巻き込まれていったのだそうです。
そして、その成果をふまえて日本の外務省が仲介に直接乗り出し2014年3月ついに「包括的和平協定」が締結されたのだそうです。

こんなすばらしい実践をしているのですから、9条を生かした外交の大切さを痛感します。

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