環境厚生委員会の調査に

9 9月

9月6日と7日環境厚生委員会の調査のオブザーバーとして3か所参加させていただきました。

1、弘前愛成会病院へ。
愛成会病院における「働き方改革」についてが調査のテーマでした。残業を極力なくす努力や時効により失効となる年次有給休暇を1年につき3日、最大10日まで積立できる制度などの説明を聞きました。画期的な取り組みをしていることに感心しました。新しい建物になった精神病院の中も視察させていただきました。とても中は明るい雰囲気でした。

2、き.ら.ら保育園へ。
企業主導型保育園として今年の4月に開園し、弘前市の待機児童をなくすための取組などについて説明していただきました。事業者は、株式会社ライフイノベーションです。0歳から5歳児までの保育園で、0歳から2歳児は定員がそれぞれ12人なのですがすでに待機児があり、定数を18人にする計画だそうです。
保育料は、例えば1歳未満で企業枠の場合1万8千円、地域枠の場合2万円だそうです。
地域の枠にとらわれないこのタイプの保育所は、国の示した新しい姿なのだと思います。

3、弘前だんぶり池へ。
独自に何度か出向いていますがしっかり話を聞くのは初めてでした。鶴見氏の説明を聞きました。
2001年3月に「弘前市環境基本計画」が策定され、その中に「自然環境の復元」が謳われ、この後、計画の検討委員の方々が26回に及ぶ市民会議を開催し、だんぶり池づくりの検討がなされたそうです。そして、2002年2月市民団体「ひろさき環境パートナーシップ21(HEP21)を設立し、代表に鶴見實氏、副代表に村田孝次嗣氏が就任したそうです。

弘前市が休耕田を地権者から買い上げ様々な手続きを進め、HEP21自然環境グループの市民が作業を進めるなどして、市民・事業者(HEP21)・行政が協働してつくってきたそうです。

今では43種類のトンボが確認され、カエル類や両生類、ゲンジボタルやヘイケボタル、カワセミなどの鳥類など、多様な生物が生息する空間になっているそうです。

この日も大きなトンボがたくさん飛び回っていました。

  

 

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