2010.4.21: 平成22年度建設委員会 抜粋 本文(質疑2)
 それから、2つ目の質問ですが、県道石川百田線弘前市松森町の交差点改良工事について伺います。
 実は、ここの地点についても、以前に小学校1年生、新入生、ちょうどこういう4月の時期に交通事故に遭った箇所でして、そのほかにも高校が近くに3カ所、小・中学校もあり、また、朝晩の交通量も非常に多いところで、地元の方たちの交差点改良を要望する声がとても高いところです。県も改良に向けて取り組みが進んでいるんですが、土地の買収がぴたっととまっているものですから、地域の方たちも、ちゃんと進むのだろうかと、道路に対する予算もかなり減らされているという中で、最後まできちんと改良工事が行われるのだろうかという不安の声も聞こえているものですから、この事業についての進捗状況及び今後の整備見通しについて伺いたいと思います。
◯三上道路課長
 この交差点は、委員御指摘のとおり、道路幅員が狭い上、交差形状が悪く、また、見通しもよくないことから、車両相互の接触事故や慢性的な交通渋滞を引き起こしている状況です。
 これらを解消し、交通の安全を図るため、交差点改良工事として平成20年度より事業に着手し、現在まで工事用地の取得に努めているところであります。今年度も引き続き用地取得を進め、用地・補償の完了を図る予定としております。
 今年度末での事業費ベースの進捗率は83%となる見込みであります。平成23年度には工事を行い、事業の完了を目指しているところです。
◯安藤委員
 ぜひ用地買収がきちんと整い、来年度の工事完成を切望したいと思います。
 それで、今回の事業が交差点の改良工事ということになりまして、当初、県から示されていたのが、ちょっと先に行ったところの第三大成小学校というところの右折する地点まで改良するというお話がありましたが、その工事ではなく、交差点の改良工事というふうになったために、右折地点のところまでの道幅を拡幅できないということで、交通渋滞という問題が解決できないままということになります。それで、そこの地点のところまでの都市計画事業としての改良事業について、今後の見通しについてお聞かせいただければというふうに思います。
◯今都市計画課長
 今、初めて伺ったお話でありますので、ちょっと詳細を把握しておりません。それで、市のほうから状況を聞いて対応したいと思います。
◯安藤委員
 市のほうも、それから県の当時の担当者の方はよくわかっていることだと思いますので、ぜひ現地も見ていただいて、あとちょっとというところですので、今回の交差点の改良事業が完了した上で、次の工事に向けての計画もぜひ考えていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。