2010.8.20: 平成22年度建設委員会 抜粋 本文(質疑3)
 次の質問に移ります。今度は弘前の問題ですが、久渡寺新寺町線弘前市樹木地区の歩道未整備箇所の事業化について伺います。
 この歩道は、大変、歩道の幅も広く、本当に歩行者及び自転車の利用者にとって、大変、安全性を確保できる対策だというふうに考えているんですが、残念ながら、歩道の地権者の協力が得られなかったのだと思うんですが、ところどころ、もとのままになっているものですから、せっかくできた歩道が真っすぐつながっていないという状況にあります。ここは南高校の生徒や、それから四中の生徒が自転車等で利用する場所でありますので、いつもここを通るたびに、いつになったら歩道が真っすぐ整備されるのかなというふうに思っておりましたので、今回、質問させていただきます。
◯三上道路課長
 この地区は、平成8年度から平成11年度にかけて歩道整備を実施しております。その際に、関係地権者5名の協力が得られなかったことから、4区間が歩道未整備となっているものです。歩道の整備においては、関係者の御理解と御協力が必要不可欠であります。この地区の歩道未整備箇所の再事業化につきましては、弘前市や地元町会等の御協力を得ることが前提と考えております。
 以上です。
◯安藤委員
 今のお答えによりますと、弘前市や町会の協力があれば、整備への姿勢は県にはあるというふうに伺えたと思うんですが、弘前市や、それから町会を動かすために県がもう一度、立ち上がっていただく、再度、交渉に積極的に進んでいただくということについては、県としての考え方はどうでしょうか。
◯三上道路課長
 県が一度、事業に着手して協力を得られなかったということでありますので、県がみずからまた乗り出して、地元をまとめていくという考えは、ちょっと今はございません。ですから、弘前市内地元町会が今まで反対していた方をまとめていただいて、今回、大丈夫ですよというお話があれば、事業を導入して整備していくという意思はございますが、県がみずからまた地元に乗り込んでいくという意思は、現在のところ、ございません。
◯安藤委員
 そうしましたら、地元の住民の方たちからの声もあるわけなんですが、そういう方たちがぜひ市や、それから町会のほうに声を上げて、そして県も動かして、歩道の完成に向けて協力を、一致団結して協力をというふうな方向で住民の方には返していきたいと思います。弘前市や町会がいつになるか、ちょっと定かではありませんが、そういうふうな方向が定まりましたら、ぜひ県としても力を尽くしていただきたいということを強く要望しておきたいと思います。