2010.10.04: 平成22年度建設委員会 抜粋 本文(質疑3)
 次の質問ですが、議案第2号「平成22年度青森県港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)案」について、今後の貨物取扱量をどのように見込み、コンテナヤードを整備することとしたのか、お伺いします。
◯木浪港湾空港課長
 お答えします。
 八戸港における平成21年のコンテナ貨物取扱量は、20フィートコンテナ換算で、過去最多の4万161本となったところです。
 平成22年のコンテナ貨物取扱量は、1月から7月までの合計が2万6,985本となっており、昨年同期間の取扱量である2万3,772本と比べて、14%の増加となっております。
 この伸び率をもとに試算した量と、さらに本年5月から6月に行ったコンテナ貨物を利用している主な企業への取扱動向に関するヒアリング結果を加味して、今後のコンテナ貨物取扱量を見込んでおります。
 今後の経済動向により左右されますけれども、この状況で推移した場合、既存コンテナヤードにおける取扱可能量を上回ることも想定されることから、同ヤード内のコンテナ蔵置区域の増設や隣接する未舗装区域・埠頭内道路などの有効活用を行うために整備することとしております。
◯安藤委員
 利用が高まったというふうなことなわけですが、来年度の本予算を待たず、今回、補正予算で整備を進めるということについて、その辺の事情を伺いたいと思います。
◯木浪港湾空港課長
 20フィートコンテナ換算で4万161本ということでございまして、今後の動向によりますけれども、4,000本程度増加していくと想定しております。現在、取扱可能量は4万7,000本でございまして、来年、再来年、2年後には可能量を上回ることが想定されるので、直ちにやる必要があるというふうに判断しました。