2011.03.16: 平成22年度建設委員会 抜粋 本文(質疑1)
○開 会  午前11時04分

◯森内委員長
 ただいまから建設委員会を開きます。
 審査に先立ち申し上げます。
 去る3月11日に発生した平成23年東北地方太平洋沖地震によって多くのとうとい人命が奪われました。ここに、犠牲となられました方々の御冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。
 これより、犠牲となられました方々の御冥福をお祈りし、黙祷をささげたいと思います。
 全員御起立をお願いいたします。
 それでは、始めます。黙祷。
 [全員起立、黙祷]
 黙祷を終わります。
 御着席ください。
 慣例により会議の記録署名委員を指名いたします。畠山委員、安藤委員にお願いをいたします。
 本日の審査案件は、本会議から付託されました議案1件及び所管事項であります。
 審査の順序は、初めに議案について、次に所管事項について行います。
 それでは、提出議案について執行部の説明を求めます。──竹内部長。
◯竹内県土整備部長
 今定例会に提出されました諸議案のうち、県土整備部所管に係るものにつきまして、既に御議決を賜りました議案及び予算特別委員会に付託されております予算案以外の議案につきまして、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。
 9ページをお開きください。9行目から御説明申し上げます。
 議案第37号「工事の請負契約の件」についてでありますが、これは、十川広域河川改修工事について請負契約を締結するため提案するものであります。
 以上をもちまして、県土整備部所管に係る提出議案につきまして、その概要を申し上げましたが、何とぞよろしく御審議くださるようお願いを申し上げます。
◯森内委員長
 ほかに質問はございませんか。──安藤委員。
◯安藤委員
 私からも、議案第37号「工事の請負契約の件」について、十川広域河川改修工事を共同企業体方式として発注した理由についてお伺いします。
◯加藤河川砂防課長
 発注に際しましては、この工事が、河道内に建設する大型の頭首工及び関連する築堤工、護岸工、樋門工並びに河川の仮締め切り工などの工事を限られた期間内に一体的に行う大規模かつ技術的難度の高い工事であり、技術力の結集が必要であることを考慮し、「青森県建設工事共同企業体取扱要領」に基づき、共同企業体方式として発注したものでございます。
◯安藤委員
 そうしますと、このたび落札した共同企業体についてですけれども、こうした工事に実績等、どの程度あるのか。要するに工事の信頼性といいますか、そういうことについてはどのように評価されているんでしょうか。
◯加藤河川砂防課長
 こういう共同企業体の工事ということで御説明させていただきます。
 21年度実績によりますと、35件ございまして、全体の2%程度でございます。
◯安藤委員
 共同企業体という方式についての実績が2%ということなわけですが、私が聞きたかったのは、今回の十川広域河川改修工事に見られるような改修工事に対する、今回落札した共同企業体が持っている技術力ということについての信頼性について伺いたいと思いました。
◯加藤河川砂防課長
 今回受注といいますか、案件に上がっているものでございますけれども、県内の特A級業者による企業体でございます。
◯安藤委員
 それから、もう一つの側面として、でき得る限り地元の県内企業の受注が望ましいと思われますが、今回の落札した共同企業体については、どのような企業体なのか伺います。
◯加藤河川砂防課長
 今回御提案している法人につきましては、県内一般型の共同企業体方式として、県内に本店を有する最上位等級者を対象として行ったものですが、結果として管内4共同企業体のみの入札参加となったものでございます。
◯安藤委員
 このような工事の信頼性というものをきちんと図りながら、十分な工事の完了を求めたいと思っております。