2011.10.06: 平成23年度環境厚生委員会 抜粋 本文(質疑2)
 次の質問です。歳出3款1項4目、老人福祉費、介護施設等自家発電装置整備費補助及び歳出3款1項8目、障害者福祉費、障害者支援施設等自家発電装置整備費補助について、今回の介護施設等及び障害者支援施設等に対する自家発電装置整備費補助については、平成23年3月11日の東日本大震災以降に既に購入した自家発電装置も補助対象となるのか伺います。
◯馬場健康福祉政策課長
 国の通知でございますけれども、介護施設等及び障害者支援施設等において、平成23年3月11日以降の支出額のうち、補助要件を満たすものについては対象経費とすることができますので、補助対象となります。
◯安藤委員
 そうしますと、そういう施設も含めて、今回の補助の対象の施設数について伺いたいと思います。
◯馬場健康福祉政策課長
 まず、介護施設等でございますが、71施設が対象でございます。そのうちの9施設が先ほど申し上げました、既に3月11日以降整備されているというものでございます。それから、障害者支援施設は4施設でございます。
◯安藤委員
 今の数字の中の施設は、9施設は3月11日以降、準備したということなわけですが、あとの施設については初めて購入するということでよろしいのでしょうか、それともプラスして購入するということなのか。要するに自家発電がなければ命を維持するのに大変な器具、装置をつけていらっしゃる利用者がいるという施設だと理解していますので、その辺の実態というのはどうだったのか伺いたいと思います。
◯馬場健康福祉政策課長
 介護施設71施設中9施設が先ほど申し上げました3月11日以降の震災後に整備したということで対象になっているものでございますが、今回の71施設の中には、必ずしも新たに設置したというものばかりでなく、既に1台、2台はあるんだけれども、さらにふやしたいという部分も入っているということでございます。
◯安藤委員
 今回は補助が出るわけですが、購入の際の施設側の持ち出しはあるのかどうか。
◯馬場健康福祉政策課長
 国の要綱によりますと、基準額が900万円、2分の1の補助ということになりますので、購入負担は2分の1ということになります。
◯安藤委員
 何台も買う施設については、持ち出しもそれだけ多くなると思いますが、それぞれの施設で、その辺は対応でき得るような金額と見てよろしいんでしょうか。
◯馬場健康福祉政策課長
 この補助要綱に基づいて、各施設法人のほうから協議が上がってきているわけでございますので、そういう理解でございます。
◯安藤委員
 今後、こうした準備がされて、利用者の方たちの命がしっかりと守れるような体制というのを今後も御指導いただければと思います。