2012.02.21: 平成23年度環境厚生委員会 抜粋 本文(質疑2)
 次の質問ですが、弘前地区健康福祉庁舎の整備についてです。
 新庁舎を建設の上、健康福祉部関係機関を移転集約するとされていますが、そのスケジュールについて伺いたいと思います。
◯馬場健康福祉政策課長
 弘前地域の健康福祉部関係庁舎としましては、弘前保健所、弘前児童相談所、障害者相談センター及び中南地方福祉事務所の4機関を設置しておりますけれども、いずれも老朽化が著しいことから、新たに庁舎を建設し、移転することとして検討を進めているところでございます。
 具体的には、中南地域農林水産部農村整備庁舎跡地を移転先として、平成24年度に現庁舎の解体工事設計、それから新庁舎の建築設計、平成25年度から平成26年度にかけて現庁舎の解体工事並びに新庁舎の建築工事等を行い、平成26年度内に移転集約を完了させる計画としています。
 なお、弘前保健所庁舎につきましては、特に劣化状況が著しいことから、障害者相談センターの庁舎の空き室等を活用し、本年4月から新庁舎への移転までの間、同センターに仮移転することとして検討しているところでございます。
◯安藤委員
 保健所が仮移転ということで県障害者相談センターに移るということなんですが、私たちから見ると、この県障害者相談センターというのは余り大きな建物に見えないですけれども、仮移転とはいえ、保健所の機能が十分そこで果たすことができるのかどうか、そういう心配をするわけですが、その点についてはいかがでしょうか。
◯馬場健康福祉政策課長
 仮移転に際してやはり一番最初に考えなければならないことは、住民に対するサービスに低下が生じないようにということでございます。今の障害者相談センターでございますが、確かに十分に広いスペースというわけではございませんが、その中で相談室や駐車場等の必要スペースを確保する配慮をしてございます。そういったことで、多少はやはり職員にもちょっと我慢してもらわなければならない部分も出てくるかと思いますけれども、この2年間を住民のサービスが低下しないように努めてまいります。
◯安藤委員
 住民の方たちへの周知のことも含めて、今お話しされた、移転に伴って住民サービスが低下しないようにするための配慮などについて、何かお考えがありましたら伺いたいと思います。
◯馬場健康福祉政策課長
 広報に関しましては、県の広報誌や新聞、ラジオ及びホームページ等を活用して広報を行うとともに、管内市町村の御協力をいただいて、市町村の広報誌等に掲載していただくような形で周知に努めるほか、現庁舎や新庁舎が所在する町会、隣接する町会に対して、きのうもやってございますけれども、説明会や、また、町会のほうからは、それを回覧板等で周知に努めるということで協力をいただいております。
◯安藤委員
 それでは、スムーズな完了となるように、適切なスケジュールで進むことを願っています。住民にとって今回の新庁舎の建設が新たなサービスの向上につながるような努力もしていただくことをお願いして、この質問は終わります。