2012.4.20: 平成24年度農林水産委員会 抜粋 本文(質疑3)
 次の質問に移ります。次は、県産農林水産物の放射性物質モニタリング調査における県産キノコの調査状況について伺います。
 1つは、平成23年度の調査結果について、そしてもう一つは、平成24年度の調査計画について伺います。
◯野呂林政課長
 まず1点目の23年度の調査結果についてでございます。平成23年度の栽培キノコの放射性物質モニタリング調査につきましては、県内で生産量が最も多い十和田市内の原木シイタケを対象に、10月に1回、12月に6回、計7回の調査を行ったところであり、いずれも放射性物質は検出されませんでした。
 24年度の調査計画についてでございますけれども、24年度のモニタリング調査につきましては、調査地域と調査品目を拡充することとし、原木シイタケのほか、おがくずや米ぬかなどをまぜ合わせたもので栽培する菌床シイタケと菌床ナメコについても、各地域県民局ごとに、5月と9月、計12回の調査を行う予定としています。
◯安藤委員
 23年度の調査結果で検出されなかったということですので、そういう意味では一安心というところですが、今回、また新たに違う品目についても行うということですので、そうした結果についてぜひ県民の皆さんに周知の徹底もしていただきたい。安心・安全なキノコ類だということをぜひお知らせしていただきたいと思います。この辺の周知の方法について、どのようになっているのか伺います。
◯野呂林政課長
 先ほど部長からの報告にもございましたとおり、定期的なモニタリングにつきましては報告しております。そしてまた、ホームページ等でも広く周知しているところでございます。