2012.6.27: 平成24年度農林水産委員会 抜粋 本文(質疑1)
○開 会  午前11時03分

◯小桧山委員長
 おはようございます。
 クールビズの季節になりましたので、暑い方は上着を脱いで、ネクタイを取っても構わないです。
 ただいまから農林水産委員会を開きます。
 慣例により、会議の記録署名委員を指名いたします。工藤委員、菊池委員にお願いいたします。
 本日の審査案件は、本会議から付託された議案1件及び所管事項であります。
 なお、審査の順序は、初めに議案について、その後所管事項について行います。
 それでは、提出議案について、部長から説明を求めます。──渋谷農林水産部長。
◯渋谷農林水産部長
 農林水産部関係の提出議案について御説明いたします。
 今定例会に提出されました諸議案のうち、農林水産部所管に係るものについて御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと存じます。
 議案第8号「青森県漁港管理条例の一部を改正する条例案」は、平成24年度から平成26年度までの各年度における漁港施設占用料の額の特例を定めるためのものであります。
 以上、農林水産部の提出議案について、その内容を御説明申し上げましたが、詳細については御質問に応じて御説明いたしますので、よろしく御審議のほどお願いいたします。
◯小桧山委員長
 ただいま説明のありました議案に対して質疑を行います。
 質疑は、議題外にわたらないようお願いいたします。
 なお、答弁者は、挙手の上「委員長」と呼び、次に職名を言って発言を求めてください。
 質疑はありませんか。──安藤委員。
◯安藤委員
 おはようございます。
 それでは、提出議案1件ですが、議案第8号「青森県漁港管理条例の一部を改正する条例案」、漁港施設占用料の特例措置について伺います。
 1つ目は、県が管理する漁港と市町村が管理する漁港の数について伺います。
◯外城漁港漁場整備課長
 漁港の数についてお答えいたします。
 ことしの4月1日現在で県が管理している漁港は48です。また、市町村が管理している漁港は44で、合わせて92となっております。
◯安藤委員
 市町村も44管理しているところがあるということなんですが、これまで県が管理していた漁港を市町村に移管するというケースはあるんでしょうか。
◯外城漁港漁場整備課長
 現在、県としましては、1種漁港のうち、整備が整ったものから、順次、市町村と合意が済んだものから移管する方向で進めております。
◯安藤委員
 いわゆる地域主権改革の一環でそういうふうな動きとなっていると理解してよろしいでしょうか。
◯外城漁港漁場整備課長
 県の行財政改革の一環として行っているものです。
◯安藤委員
 ぜひ市町村と十分な話し合いをした上で、移管をする場合には、条件など、納得のいくような話し合いを強く求めておきたいと思います。
 それでは、次の質問ですが、この特例措置が継続されることによる漁港施設占用料の平成24年度の軽減見込み額について伺います。
◯外城漁港漁場整備課長
 軽減見込み額についてお答えいたします。
 この特例措置が継続されることによる漁港施設占用料の平成24年度の軽減見込み額につきましては、ことしの4月1日現在の占用施設に関する分としまして、合計で約54万円と見込んでいます。
◯安藤委員
 24年度は軽減額が54万円ということなんですが、この軽減措置については平成9年度からずっと行われてきたというふうに理解しているんですが、今回の措置は26年度までの提案なわけですが、見通しとして、それ以降についても同じような議論がされていくと見てよろしいんでしょうか。それとも26年のところで軽減措置は終了という見通しなのでしょうか。
◯外城漁港漁場整備課長
 この見込み額につきましては、だんだん減少傾向にありまして、そのときの特例措置の状況等を勘案しましてもう一度見直しを──そのときに見直しを考えていきたいと思っております。
◯小桧山委員長
 ほかに質疑はございませんか。
 [「なし」と呼ぶ者あり]
 ないようでありますから、これをもって質疑を終わります。
 これより、議案の採決をいたします。
 議案第8号の原案に賛成の方は御起立を願います。
 [賛成者起立]
 起立総員であります。
 よって、原案は可決されました。