2012.12.06: 平成24年度農林水産委員会 抜粋 本文(質疑5)
◯安藤委員
 次の質問です。
 歳出6款4項5目土地改良事業費、畑地帯総合整備事業及び経営体育成基盤整備事業の概要等について。
 1つ、畑地帯総合整備事業の事業概要と今回増額する対象地区名を伺いたい。
 1つ、経営体育成基盤整備事業の事業概要と今回増額する対象地区名を伺います。
◯北林農村整備課長
 畑地帯総合整備事業は、畑地帯における多様な営農形態に応じた生産基盤の整備として、農業用用排水施設、農道、暗渠排水などを総合的に実施するものでございます。
 今回増額する地区は、つがる市の屏風山1期地区と屏風山2期地区、青森市の野沢2期地区の3地区となっております。
 経営体育成基盤整備事業は、いわゆる圃場整備でございますが、農業生産を担う効率的かつ安定的な経営体を育成するため、生産基盤の整備として、区画整理、農業用用排水施設、農道、客土、暗渠排水などを実施するものです。
 今回増額する地区は、藤崎町の福島徳下地区、三沢市の北三沢地区、五所川原市の高野地区、外ヶ浜町の南沢地区、大平地区、田子町の原・飯豊地区の6地区となっております。
◯安藤委員
 畑地帯総合整備事業と経営体育成基盤整備事業、今回の補正を行うことで、全体の中でこの事業が必要とされているところの整備状況というのは割合としてどのくらいになるのか伺います。
◯北林農村整備課長
 現在、畑地帯総合整備事業は、今御紹介した3地区以外に2地区ございます。それは今回の補正措置はとっておりません。さらに、今回の3地区につきまして、畑地帯総合整備事業では、例えば屏風山1期地区では、予備費の措置によって約4.5%事業の促進が図られるものでございます。同じく、経営体育成基盤整備事業は、今回御紹介した6地区以外にさらに6地区ありまして、それについては今回の補正は措置しておりません。
◯安藤委員
 これからまた続けなければならないところもあるようですが、その必要性というか、どこに最初に手をつけていくかということについての判断というのは、どういう協議のもとで行われるのでしょうか。
◯北林農村整備課長
 今御紹介した畑地帯総合整備事業、経営体育成基盤整備事業、それぞれ事業を開始する際に法手続によって農家の方々から同意をいただいております。その後、事業の進捗につきましては、例えば用地交渉等の進捗、あるいは事業の工事計画全体の中で勘案して優先順位をつけていくということでございます。いずれの地区にしても、やはり早期完了を目指して予算措置していくということに変わりはございません。