2012.12.06: 平成24年度農林水産委員会 抜粋 本文(質疑7)
◯安藤委員
 次の質問です。
 歳出6款6項12目水産基盤整備事業費、水産流通基盤整備費と水産物供給基盤機能保全費の概要について、水産流通基盤整備と水産物供給基盤機能保全事業の増額の事業内容について伺います。
◯外城漁港漁場整備課長
 国の平成24年度経済危機対応・地域活性化予備費を活用し、今回、水産流通基盤整備事業などを増額補正し、事業の進捗を図ることとしております。
 事業内容につきましては、水産流通基盤整備事業では、地域の流通拠点漁港である小泊漁港において、防波堤のかさ上げ改良を行うことにより波の浸入を防止し、漁港内の漁船の安全性の向上を図ることとしております。
 また、水産物供給基盤機能保全事業では、小泊や蟹田、八戸の3つの漁港において、老朽化した防波堤などを補修し、漁港施設の機能の保全と更新コストの縮減を図ることとしております。
 ◯安藤委員
 今お答えいただいたそれぞれの事業の補正を行うことで、進捗率はどのくらいになるんでしょうか。
 ◯外城漁港漁場整備課長
 進捗率につきましては手元に数字がございませんけれども、中身といたしまして、今回の補正につきましては、地域経済や雇用への波及効果を期待しつつ、また、日本再生戦略における漁港の衛生管理対策や大規模災害に備えた緊急老朽化対策を実施するものでございまして、緊急に整備する箇所から順次整備することとしております。また、今回の予備費を活用することで、事業のコスト縮減や事業の進捗が促進されることとなりまして、早期の効果を発現できるものでございます。
 また、自己負担額の起債充当率につきましても100%となり、償還分についても全額交付税措置がされるということで、県にとっても有利となるものでございます。
 ◯宝多水産局長
 これらの事業の進捗につきましては、改めて確認させていただきます。
 ◯小桧山委員長
 いいですか。
 ◯安藤委員
 はい。
 ◯小桧山委員長
 ほかに質疑はありませんか。
 [「なし」と呼ぶ者あり]
 ないようでありますから、これをもって質疑を終わります。
 これより、議案の採決をいたします。
 議案第27号及び議案第28号、以上2件の原案に賛成の方は御起立を願います。
 [賛成者起立]
 起立多数であります。
 よって、原案は可決されました。
 次に、議案第13号中所管分、議案第17号、議案第32号及び議案第36号中所管分、以上4件の原案に賛成の方は御起立を願います。
 [賛成者起立]
 起立総員であります。
 よって、原案は可決されました。