2013.5.21: 平成25年度総務企画委員会 抜粋 本文(質疑4)
 次の質問ですが、東北新幹線はやて、はやぶさの自由席の設定について伺います。新幹線を利用される方から、少しでも安い値段で新幹線を利用したいという思いから、なぜ新青森発の新幹線に自由席がないのだろうという声がいくつか寄せられています。そこで率直にお聞きしたいのですが、東北新幹線の東京・新青森間のはやて、はやぶさに自由席がないが、その理由を伺います。
◯千葉新幹線・並行在来線調整監
 新幹線の指定席の設定に関しては、限られた運行本数の中で、利用する区間ごとに速達型のはやて号、はやぶさ号と、各駅停車型の自由席が設定されていますやまびこ号とに乗客を適切に振り分けるという、利用状況を踏まえたJRの列車運行上の判断によりなされているものと聞いております。
◯安藤委員
 やまびこには自由席があるということですが、盛岡止まりであるわけですし、自由席を使うためには、新青森から盛岡まで行って乗り換えをすれば、自由席を使えるわけですが、やはり新青森から、あるいは東京から新青森まで来る際に、自由席があればいいなというのが、率直な県民の思いなのです。ぜひ、はやて、はやぶさにも自由席を設けるようにJR東日本に要望するべきだと思いますが、どのように考えているのでしょうか。
◯千葉新幹線・並行在来線調整監
 新幹線の指定席の設定等につきましては、JRの列車運行上の判断によるものと考えておりますが、このようなご意見があったことは、JRにお伝えしたいと思います。なお、先ほど委員から、自由席が価格が安いということで、設定していただきたいというご主旨の発言がありましたが、今、JRでは、事前に予約しますと、30%とか35%とか、安い切符を指定席で購入することが可能であります。また指定席で買いますと、列車内での検札、車内改札がございませんので、わずらわしさもなく、ゆっくり乗って行けるという快適性もございます。そういったことを総合的見ますと、JRの運営上の政策が、そういったお考えから来ているのではないかと思っております。
◯安藤委員
 事前予約をすると30%値引きがあるというのは、私自身知らなかったことなのですが、県民の方達の中でも、理解されている人は少ないのではないかと思います。その30%値引きの利用者は、検札がなく乗っていられるわけなのですか。
◯千葉新幹線・並行在来線調整監
 今ご紹介したのは、インターネットで予約する場合ですが、「トクだ値」とか、「お先にトクだ値」とか、そういった種類の切符で、例えば指定券というのは一ヶ月前から購入可能です。一ヶ月前から十三日前までの間ですと、「お先にトクだ値」というもので、割引が多いものについては、早めになくなるのですが、5%、10%、20%、25%、30%、35%とか、その季節によっていろいろと割引の率が違うのですが、そういった安い切符が購入できることになっております。
◯安藤委員
 自由席がなくても、そういう特別なサービスがあるのだということですので、意見を寄せられた方には、そういうお話もしたいと思いますが、JRからそういうサービスがありますと、宣伝もしているのでしょうが、ぜひ広めていただきたいと思います。ただ例えば、自由席がないので立ち席ということで乗る方もあるわけですが、つい先週、私、新幹線を利用したのですが、お客さんがいない席に座ってもいいということで、座っていらしたお客さん達が、二回ほど途中の駅でお客さんが来たので、立ってまた違うところに行くという、そんな様子を見ました。やはり少し気分が悪いですよね。気持ち良く旅ができない。立ち席の方は、たぶん東京まで行かれることはないと思いますが、気安く新幹線を利用するという意味では、違うサービスもあるということはわかりましたが、一車両ぐらい自由席があってもいいのではないのかと思いますので、先ほどの答弁でJRへ声を出してくださるということもありましたので、重ねてそのことを要望したいと思います。
◯安藤委員
 この間のすべて議事録をいただいて、目を通させていただいたのですが、それぞれの分野の方が真剣にこの原発・核燃問題について、意見されているのを見せていただきました。その中で、県民にわかりやすく、そして県民の声をしっかりと聞いてほしいというようなご意見がところどころにあったように思います。今、大変重要な位置にさしかかっていると思います。この原発再処理工場の問題、大間原発の問題は大変重要な岐路にさしかかっております。安心・安全ということを第一義的にとらえるのであれば、活断層の問題をはじめ、福島原発事故の事故原因をしっかりと解明することが、次の段階に進む大条件だということも踏まえて、検証委員会としてはしっかりと対応していただきたいと思っております。このことを要望させていただいてこの質問を終わります。