横浜町 百目木漁港イワシの海岸漂着状況・ホタテへい死状況調査

13 3月

3月5日 横浜町の百目木漁港に出向き「イワシの海岸漂着状況調査」「ホタテへい死状況調査」を行いました。

現地には石橋勝大横浜町町長と日本共産党沖津正博横浜町議がおいで下さり、説明をしてくださいました。

 

 

下に転がっているのは全部打ち上げられたイワシです。原因は解明できていないのですが、4年前にも同じような現象が発生したようです。

推測としては、暖流にのっていつもは来ないイワシが漂流し、陸奥湾の冷たい海流に会いその温度差でショック死したのではないかと話されていました。

今問題なのは魚が次第に腐ってきて異臭を放つこと。衛生的にも問題があり放置はできない。4年前には県の補助を使って業者に委託し重機で処理(集めたイワシをいったん真水で洗い、一般廃棄物焼却場で処理)したのだが、今回は年度末ということもあり受託する業者がおらず、7日から町の職員とボランテイアによって手作業で行うというお話でした。

一か所のみならず、7か所の海岸に漂流し、当面全ての海岸はできないので塚名平と百目木漁港の2か所を行うとのことでした。

この問題では8日に日本共産党県議団で、知事に対し「漂着した大量のイワシの処理・廃棄について県の支援を求める申し入れ」を行いました。

次はホタテについて

 

 

同じ漁港にホタテ養殖漁師の方が、ホタテの稚魚のへい死状況をかごごと持ってきてくださり説明してくださいました。残っているのは網に仕掛けた15個くらいの稚魚のうち2~3個しか残っていなのだそうです。一年海の中に仕掛けた網の中で稚魚を育て、あと1年同じように海の中で育てて来年出荷の予定ですが、あまりにも多くへい死している状況に漁師の皆さんは落胆しています。

こちらも原因が定かではなく、県の研究機関での解明を求めていました。そして海水の温度を調べる箇所を増やすべきとの意見も出されていました。

18日に開かれる各常任委員会の農林水産委員会で、松田県議がこのホタテの問題を、環境厚生委員会で安藤がイワシの大量漂着処理に関しての問題を質問することになっています。

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