大雨の影響りんご結実視察・調査

31 5月

5月14日  下大川集会場において昨年8月の大雨で2回にわたって冠水したりんご園地のりんごの花・結実状況や問題等生産者の方々からお話を聞く会を行いました。

その前に、弘前市議団の皆さんと園地に出向き実態調査をしました。

右から千葉市議、須藤市議、三浦市議

私たちが見たところでは、このまま実が付くのかなとの思いを持ちましたが、

その後、下大川集会場で農家の方々が10人くらいお集まりくださりお話を伺いました。

「場所によって若い木は全滅」「低いところから葉が落ちた」「木の半分はどうなるか」「青女子にも園地を持っており、そちらも水につかったが引けたのが早かったのでこちらほどではない」「木を切ってしまった。伐根もすればよいが重機がないとやれない。だから3~4年するとまた生えてくるだろう」「腐乱病が心配で春先に切った」「薬剤散布多くするよう指導はあるが、収入が見込めない木に費用がかさむ散布の回数を増やせない」「肥料・農薬も高くなる中農薬散布代3割補助があったが、全額補助を求めたい」「果樹共済・収入保険の掛け金補助を求めたい。特に今年は既に収入が減ることが分かっている時に掛け金を捻出するのが厳しい。」「保険の仕組みで7割の収入があれば出ないということなので掛ける意欲がそがれる」「新しい土地をさがしてみているが、仲立ちしている農業委員会に行こうと思っても、いいところはすぐに買われてしまっている」「たったの2割の補助なら土地買えない」「固定資産税、時間給より高い」「共済入っても去年の大雨原因で減収になってもおりない」「それでも共催に入っていないと補助が出ない」「とにかく先祖伝来守ってきた土地が遊水地にされてしまったのだから国に土地を買ってほしい」「苗木を植えて2~3年でやられてしまった」「ダムの放流の際のサイレンはずされたがどうしてか。サイレンは必要だ」「残ってここで生産を続けているのは年配者ばかりだから10年たてば皆辞めてしまうだろう。国はそれを待っているのではないか」「農薬代の補助を何とかしてほしい」

こうした切実な声が多数寄せられました。

参加した3人の市議と共にそれぞれの議会でこうした声を反映させたいと思います。

お忙しい中お声をお寄せいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください