6月建設委員会

23 6月

6月21日 建設委員会で質問しました。

質問内容は以下の通りです。1か月くらい経過すると議会事務局で議事録をインターネットで公されます。そちらも是非ご覧ください。

問1 一般県道石川百田線弘前跨線橋について

鉄道の上に掛けられているこの石川百田線弘前跨線橋のわきの市道は、東高校への通学路でもあり、又県道の渋滞を避けて通る車の交通量が比較的多い道路です。幅員が狭く車1台がやっと通れるほどで、車がすれ違う時は民家の入り口に車を寄せて譲り合わなければならない状況の道路です。特に降雪時期は悲惨でなお一層歩行者や車のすれ違い時の安全走行に気を遣います。

その跨線橋の盛土には、不思議な景色が目に付きます。(写真)丸太が無数に打たれているのです。道路課にお聞きしましたらこれは木杭(きぐい)というそうです。

そこで伺います。
(1)弘前跨線橋に接続する盛土法面に点在する木杭(きぐい)の設置目的について伺いたい。
再)木杭は雪崩防止のために打たれているということが分かりました。実際に雪崩は起きていないのかどうか伺います。

  • 木杭はもちろん木そのもでありますので、年月と共に腐ってくると思うのですが、点検作業も適切に行われなければなりません。そこで

(2)木杭の維持管理状況について伺いたい。

再)木杭の維持管理はできているとのことで安心はしましたが、ただ、この跨線橋のもう片方の盛土にも同じような木杭が打たれているのか見に行きましたら、ありませんでした。それよりもかなり頑丈な整備がなされているようでした。

抜本的な雪崩対策として、今回取り上げた跨線橋北側についても、抜本的な安全対策として盛土をコンクリートなどによる頑強な補強工事をする必要はないのか伺います。

 

問2 一般県道西目屋二ツ井線において令和4年8月に発生した大雨災害の復旧状況について

・先日の委員会調査において昨年8月3日からの大雨と8月9日からの大雨によって中南では15か所の道路災害が発生した報告を受けました。市民の方から「山への山菜取りや川釣り等に出かけようと車を走らせていくと、道路遮断の箇所が多く引き返す事態が頻繁に発生しており大変だ。早く復旧してほしい」との声も寄せられています。

今回取り上げる秋田に通じる一般県道西目屋二ツ井線も通行できなくなっている道路であります。私がその中でも気になる点は、この道路の先で発生した尾太鉱山本山処理施設における未処理抗廃水道水管の一部が破損により、未処理抗廃水流出が起き破損した導水管の応急対策工事と補強対策が行われてきており、

今後本復旧工事が進められていくとされているところです。そこで伺います。
(1)尾太鉱山坑廃水処理施設の復旧に対する道路管理者としての支援について伺いたい。

・冒頭申し上げましたように、この秋田に通じる路線の復旧を待ち望んでいる方々もおります。そこで

(2)西目屋二ツ井線に係る道路災害復旧工事の発注状況について伺いたい。

 

問3 土砂災害対策について

先日の委員会調査で平川市碇ケ関白沢の岩木川系白沢事業間連携砂防等事業(道路保全対策)の工事現場を見てきました。

流域内には砂防堰堤が2基、治山谷止工3基が整備されていたにもかかわらず、平成24年8月6日の集中豪雨により発生した流木が下流谷出口まで達し、橋梁を閉塞、溢水により住宅2棟が床下浸水、車庫6棟が冠水する等の被害が生じたとのことでした。また、流域内には崩壊土砂や倒木が散見され、今後、豪雨において土石流や流木による被害が懸念され土砂災害を未然に防ぐという理由で砂防堰堤を1基整備する大工事現場を視察してきました。

異常気象が続く中、線状降水帯の発生などどこでどんな災害が起きるかわかりません。

全県的に点検を図り必要な砂防関係施設の整備がまたれるところであります。

(1)砂防関係施設の整備状況について伺いたい。

(2)土砂災害対策の今後の進め方について伺いたい。

 

再)国との関係では「強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靭化基本法」があるが、国土強靭化に係る都道府県・市町村が策定とされている「国土強靭化地域計画を定めることができる」としそれに基づく施策の実施とされているが、土砂災害対策についてはどのようになっているか。

 

※大きな災害を未然に防ぐという意味からも力を入れて整備に努めていただくよう要望します。

 

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