りんご問題調査

27 12月

12月22日 りんご協会、弘果、JA津軽農協未来へ

りんご協会で

日本共産党県議団から私と田端深雪さん、弘前市議団の千葉功規さん、三浦行さん、須藤えりかさん、黒石市議の工藤禎子さん、平川市議の斉藤律子さんと共に、

青森県りんご協会を訪ね内山國仁会長らと、弘前中央青果株式会社を訪ね大中忠取締役会長らと、
そして、弘前市議以外のメンバーでJA津軽みらいを訪ね成田義仁代表理事専務らと意見交換してきました。
お聞きした中心は、リンゴ栽培における春先の凍霜害や高温障害、鳥獣被害というかつてない環境の影響と収穫出荷状況などについてでした。
りんご協会では、これからも異常気象下で同じような事象が続くことも考えるられることから、こうした気候に耐えうる品種改良とそれまでの措置として、労力も省け日焼けもやや避けられる葉取らずりんごの推奨、加えて葉取らずでも色付きしやすい系統の研究を求める声や、
モモシングイカの発生を防ぐために防除暦に組み込まれた「コンフィ―ザー」という薬を用意するとなると、今まで使ってきた薬剤外にお金が掛かり、県の補助をもとめる声などが寄せられました。
 
 
弘果で
 
 弘果では、有袋フジは前年の92%、無袋フジは前年の91.5%という状況であるが、他の果物のできも悪かったことから引き合いが高く、高い値で推移しているとのことでした。
CA冷蔵庫で保管されている有袋・無袋りんごを外に出した時に高温の影響がどう出るか不安だ。等の声が寄せられました。
また、JA津軽みらいでは「驚くほど鳥による被害が多く、温暖化の影響なのか今まで見たことがない鳥も多かった。深くりんごをついばみそこにさらにスズメバチが入り込み、刺されるなどの被害も出ているという実態も聞かせていただきました。JAつがるみらいから外に出ると
ご覧のようなランタンが夜空を彩っていました。平川市が友好都市の台中市から送られてきた欄干を2か所に飾っていました。
 
 
12月26日 弘前津軽農協へ
 
 
 25日、よしまた洋県議、千葉こうき市議、三浦こう市議と共に、つがる弘前農協を訪問し、天内正博組合長・對馬郁夫参事と意見交換しました。
今年は、開花が早まりその後の猛暑と干ばつで、病虫害も発生し収穫量は最低の40万トンきるだろう。個人によっては半分まで落ちている。
40日間を越える猛暑続きで経験したことのない栽培管理が求められた。
量が少なくなったことにより選果作業も減り、これを糧にしていた人達の、仕事離れが生じておりホテル業界のように労働力が戻らなくなることを危惧されておられました。
また米生産については、高温障害の問題や国の米政策のもと、売る自由や作る自由が脅かされている。新たな基本法の整備を求める声が上がりました。
真の国防は米作りというお話に共感しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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