演説会

7 7月

6月29日午後2時から弘前文化センターにおいて、演説会がありました。

メイン弁士は高橋千鶴子衆議院議員、私安藤晴美も10分ほどお話させていただきました。

 

 

司会は、須藤えりか市議が行いました。。

安藤の演説原稿は以下の通りです。

こんにちは。

県議会議員の安藤はるみです。今日は足をお運び頂きありがとうございます。私、昨年の統一地方選挙におきまして県議5期目の当選を果たし、県民の代表として働かせていただいておりますことに感謝いたします。また、併せて弘前では、千葉こうき・新人の三浦こう・今日司会を務めています新人の須藤えりかの3人の市議団を誕生させていただいたことにも感謝いたします。6期にわたり市議会で頑張ってきた越明男・石田久の議席を、引き継いだ新人の二人が千葉市議と共に頑張っていることをご報告します。

私たちが、選挙の公約としてきたことがこの1年間を振り返っただけでも、いくつも実現を果たすことができました。その一つが学校給食の無償化です。昨年新知事となった宮下知事が今年度の予算に「学校給食無償化をはじめ子育て支援の拡充のため新たな交付金」を創設し、今年の10月からいよいよ学校給食の無償化が、弘前をはじめ全県で実施されることになりました。すでに先行して学校給食無償化を実施してきた青森市などは、この交付金を使って、それまでの中学校までの医療費無料化を、高校生まで拡充することが決まりました。

弘前市も独自の予算で今年の4月から、18歳までの医療費無料化を所得制限なしで実施

しています。また弘前市では、加齢で耳が聞こえにくくなった人たちに対し補聴器購入費の助成を行うことになりました。住民のみなさんと共に運動し、そして議会で日本共産党の議員たちが市議会や県議会で声を上げてきたことが、実を結んだのです。皆様とともに喜びあいたいと思います。給食無償化の議案が上程される前の予算編成中、日本共産党担当の県財政課の職員が、日本共産党の控室で「今はまだ言えませんが、共産党のみなさんが驚くことが起きますよ」と、思わせぶりの発言をして「さて何が実現するんだろう」と楽しみにしていました。

私は、議員になって29年がたちます。最初の3期12年間は弘前市議として毎議会と言っていいほど、子どもの医療費無料化の拡充と中学校給食・自校式給食の実現を訴えていました。

その頃は、こどもの医療費は国保のゼロ歳児だけが無料、給食は小学校の給食を1か所で1000食以上を大規模センターで作るという状況でした。県議会においては、こどもの医療費の無料化拡充や少人数学級の実現を繰り返し求めてきました。県の制度としての医療費の無料化は少しづつ拡充されてきたものの就学前までの所得制限ありの状況にとどまっています。市町村が拡充を先行してきました。少人数学級は、県独自の33人学級を1学年づつ拡充し、やっと今年度から小学校から中学校までの全学年で実現できるまでになりました。ただ、1学年2学級以上という制約があり、今後の改善が求められます。

市民団体が、請願を出しても議会が否決するような事態でも、粘り強く頑張ってきたことが、実を結んできたのです。感慨深いものがあります。

ただし、これらは国が予算化すればいい話です。防衛費倍増に必要な5兆円があれば、大学授業料の無償化や小中学校給食無償化、そして医療保険などに加算して財源をねん出するのではなく、国の財源で児童手当の高校までの延長と所得制限撤廃ができるのです。

青森県では、今むつの使用済み核燃料中間貯蔵施設に新潟県の柏崎刈羽原発を動かすために、満杯になっている使用済み核燃料を運び込もうとしています。能登半島地震が地震と原発の複合災害となったらすぐに非難すべき人たちも、家が倒壊し道路も寸断し逃げることもできない実態を示しました。この地震列島に原発はいりません。27回目の本格稼働延期を迎えようとしている六ケ所の核燃再処理工場も、再処理した後のプルトニウムの使い道もわずかで核兵器に転換できる余剰プルトニウムが増えるばかりです。このような破綻した核燃サイクル政策とは決別すべきです。

真に安心して暮らせる故郷にするためにももう金権腐敗にどっぷりつかり自浄能力も

ない自民党政治を終わらせるしかありません。

そのためにも何としても高橋千鶴子衆議院議員の議席を東北比例代表選挙で守っていただ
きたいと思います。しかし、それは容易なことではありません。今度から東北比例代表選挙の定数が13から12に減ってしまいます。これまで高橋千鶴子さんの議席はすれすれであがってきました。これまでの頑張りでは当選させることができません。どうかこれまで以上に、日本共産党と書いて頂く増やすために、皆さんのこれまで以上のご支援を心からお願い致します。

高橋千鶴子衆議院議員の議席の値打ちは、東北各地災害や何か問題が起きれば、即現場に駆け付け住民や自治体の皆さんの声を聞き、急を要することであればそこから電話で政府に要求そんな姿勢で頑張ってきました。大雨で岩木川の氾濫でリンゴ畑が泥水に使った時も、即刻駆けつけ農家の皆さんが集会所に集まって下さりお話を聞かせてくださいました。

また、深浦にアメリカの三沢基地所属のF16戦闘機が、訓練中に油のタンクを落下させた時も真っ先に、駆けつけ現場を調査し、深浦町長を訪ね、要望を聞きました。後日、鯵ヶ沢選出の県議会議員が

津軽の願いを国政に届ける高橋千鶴子衆議院議員の議席を何としても守って頂く様お願いし、私からのお話とさせていただきます。ありがとうございました。

 

 

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