1月23日・24日に議会運営員会のオブザーバーとして
岩手県議会と秋田県議会の調査に行ってきました。
今回の主な調査内容は、青森県議会の懸案事項となっている
一般質問の一括方式から一問一答方式に変えるかどうかのための参考にするためのものです。
岩手県議会は、議員によってどちらを選択しても良いということで、壇上で最初の質問をしてから
新たにつくられた質問席に着いて、一問一答方式で質問を続けることができるそうです。
一括質問では、ひとり1回30分以内、再質問は1人3回までで15分以内となっており、
分割質問方式・一問一答方式の場合は、発言時間は答弁時間を含み80分以内となっているそうです。
ただ分割質問方式・一問一答方式はなかなか、時間調整が難しく、質問をとりこぼしてしまうこともあり、だんだん活用する人が少なくなっているというお話もされていました。
それに対して、全国で一括質問・一括答弁方式だが、再質問については一問一答方式を可としている県は、鳥取県・宮城県・秋田県だそうで、今回秋田県議会の様子をお聞きすることができました。
秋田県議会では、質問者全員がこの方式で質問しているそうです。
再質問の時間は5分以内(答弁を含まない)としており、6~7回再質問することもあるそうです。
これらの調査の結果を踏まえて、今後青森県議会では議会改革検討委員会なども合わせ、最終結論を導き出していくことになると思います。
傍聴者にとっては、一問一答方式になることで、よりわかりやすい議論になることから方向としては、新しい方式に変えていくことになるのではないでしょうか。