市民オンブズマンネットワーク

24 6月

6月16日北海道・東北市民オンブズマンネットワーク弘前例会に出席しました。

第1部は西東克介弘前学院大学教授による「情報公開・集団主義文化」と題する講演

第2部情報公開にかかる事例報告として高松敏明弘前市民オンブズパーソン事務局長が弘前市の事例報告がありました。

第3部は、政務活動(調査)費人件費受取人名は「個人情報」でよいのかというテーマで、葛西聡弁護士より青森県政務活動費人件費領収証から見えたものと題して報告がありました。

一、青森県議会議員の2012年度分の政務調査費の返還履行を求める住民訴訟から文書提出命令まで至った経緯が報告されました。

☆原告ー主に「議員事務所」諸経費に支出されている政務調査費について、適正に按分されているのかどうかという点に重点を置いて提訴

★被告ー「人件費については政務調査活動以外の対価は含まれていない」

☆原告ー「そのことを裏付ける人件費の領収書や雇用契約書を提出すべきだ」

★被告ー人件費領収書、雇用契約書を提出(指名・住所はマスキング)

※2件の議員事務所の賃貸借契約書ーマスキングなし

●X議員事務所建物の家主=A社  A社の代表取締役社長=X議員
●Y議員事務所建物の家主=C社  C社の代表取締役社長=D DはYの妻

※原告がマスキングのない文書の提出を求めたが、被告がこれを拒否したため申立て

二、県議会議員の「視察旅行」

☆2016年6月17日に住民監査請求、9月16日に住民訴訟提起

M議員に対する714,904円の返還請求を求める

☆本年3月にM議員が714,904円を返還したことが判明

 

・・・・・青森県議会議員に対してのこれらの報告に、詳しい内容を初めて聞きオンブズパーソンの日ごろの活動が出した結果を大いに評価したいと思います。

2 Replies to “市民オンブズマンネットワーク

  1. 見守られる弘前駅前の商業施設「ヒロロ」(青森)の先行き

     地方青果大卸、弘果弘前中央青果(株)(青森・弘前市、大中忠社長、年商318億円)のグループでビルテナント賃貸業の(株)マイタウンひろさき(弘前市、大中廣社長、年商3億円)が運営するJR弘前駅前の商業施設「ヒロロ」(6階建、テナント数53)の存在感が薄れつつある。既報平成30年6月13日付で伝えた通り、地下食品売り場で営業中のキーテナントである食品スーパー、(株)川善屋(青森・つがる市)運営の「ルミエール・ヒロロ店」が7月15日に閉店。後継店候補に打診中だが流動的なためだ。核店舗を失う「ヒロロ」の先行きが見守られている。
     「ヒロロ」はもともと平成6年開業の「ダイエー弘前店」の建物として「ジョッパル」の名で完成。17年の閉店まで「弘前駅前の顔」として君臨。ダイエー撤退後は衣類、雑貨、飲食店などが入る複合商業施設として営業を継続したものの、キーテナントであるダイエーの賃料に大きく依存していたジョッパルは21年に負債41億円を抱え破たんした。
     22年4月、「旧・ジョッパルの再開発」を選挙公約にした前市長が当選。同時に弘果を中心にジョッパル再開発を計画。翌年、弘果は「マイタウンひろさき」を設立しジョッパル所有者(債権者)から4億円弱でビルを購入。「ヒロロ」開業に向けテナント募集に入った。そうしたなか、問題となったのが市の動き。「ヒロロ」の3階ワンフロアを6億1000万円で購入したのだ。「4億円足らずのビルに対し、一部分をなぜ6億円も出して買うのか」。市議会やオンブズマンが噛みついた。さらに核テナントとなる川善屋誘致の際、「人気ファッションブランドやコーヒー店入居の立ち消え」「隣接する立体駐車場との地下通路の使用不可」を開業直前に通告。“だまし討ち”のような誘致に川善屋も困惑している。ちなみに2階フロアの半分を占めていたサブキーテナントの家電量販店『コジマ・ビックカメラ』も昨年8月に撤退している。
     あるテナント関係者は「『ヒロロ』開業前、第三セクターでもないビルのテナント誘致に市職員が奔走していたのに違和感を覚えた。その後、その職員は株式会社マイタウンひろさきの専務取締役に就任。市とマイタウンの関係が不自然だ」と指摘。さらに市が購入した3階部分は市の出先機関として使用中で年間維持費2000万円が税金から充当されているという。「ヒロロ」に入る53のテナント店のうち、飲食店、食品関連販売は12店舗。キーテナント『ルミエール』の閉店で客足が減るのは必至だ。当面、“弘前駅前の顔”の動向は注視されそうだ。

    • 弘前市民様 7月1日に長文のコメントを頂いていたことを今日知りました。申し訳ありません。コメントでご指摘されている通りだと思います。テナント誘致に奔走していた市職員が
            マイタウンひろさきの専務取締役に就任ということは知りませんでした。今後のヒロロの行く末がどうなるのか監視していかなければならないと思います。(安藤晴美)

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