ろうあ者大会

8 9月

9月1日 中泊町総合文化センターパルナスで第42回青森県ろうあ者大会が行われ、
ご案内を頂いており参加しました。私はこの大会は初めての参加です。ろうあ者の方々の大会は
どのように進められるのだろうと、関心を持って参加しました。

まず、案内された控室で会長さんや実行委員長さんなどと挨拶をさせていただきましたが、手話通訳者がそばについて、意思疎通しました。

そして大会では、司会者も歓迎の挨拶、主催者の挨拶をされる方々も、みな手話を使い発言し、舞台のすぐ下に待機されているスタッフの方々が、同時通訳者として私たちにわかるように話を伝えて下さいました。

また、舞台に向かって左側に発言が映し出されるようなシステムになっていました。

また、そうなんだなと思ったのは拍手の代わりに行う手話は、両手をお星さまののようにきらきら揺らすしぐさでした。私も、皆さんと一緒に手話の拍手をしました。

来賓紹介では、私たち客席にいた者たちは紹介されるとそこに立ちあがってお辞儀をするのですが、私は以前に通った手話教室で覚えた自分の名前を手話で紹介しました。

 左は三村知事代理の西北県民局健康福祉部長が、右は地元中泊町長が挨拶しているところ。

 左は会長挨拶、右は表彰状贈呈。

この大会で、ろうあ者の方々がいろいろな挨拶の中で早期に県手話言語条例を制定してほしいと述べていました。日本共産党吉俣洋県議が6月議会でも、このことを知事に対して求めましたが、県はろうあ者の手話に限らず、すべての障害者の意思疎通を可能とする条例制定をしようとする姿勢を示しています。

しかし、当会の会務報告でも述べているように「手話は言語です。手話言語の理解と普及は、差別解消の基礎です。これまでは手話は言語と認められなかった。しかし、今や声言語と同等の言語だと障害者権利条約と障害者基本法改正で認められました。言語の原則は平等。音声語と同じ扱いで、配慮が当たり前ということになりますが、現状では手話言語は音声言語と同等に認識されていません。だからこそ平等性をどのように保障するか、そのために「手話言語条例」が必要なのです。」

当事者たちの声に耳を傾け、一日も早く「青森県手話言語条例」が制定されるよう私たちも頑張りたいと思います。

中泊の帰り、美しい蓮の大群が咲乱れている堰を見つけました。

すごいと思いませんか!観光地になると思います。

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