青森空襲語る集い

7 10月

9月21日百石町展示館で「朗読と音楽で綴るあの夏を忘れない~青森空襲をおぼえて~」という平和の尊さを考える集いが開かれ、お誘いを受け参加しました。

エッセイストの佐藤きむさんは、もんぺに肩掛け鞄の姿で登場し、青森空襲の被災体験を語りました。エッセイストの片山良子さんは、弘前市から見た青森空襲について語った自筆のエッセーを朗読され、また戦死した父から届いたはがきの思い出を語られました。

俳優の斉藤明子さんと鎌田龍さんは、「戦中・戦後の暮らしの記録」(暮らしの手帖社刊)に掲載された90歳を超えた大畑恵子さんの証言などを朗読されました。その証言に登場する「谷間のともしび」などの曲を、鎌田さんが歌われ、今廣志さんと今由香さんがサクソホン、鎌田さんの娘さんがピアノを奏でました。

最後に大畑さんも紹介され素敵なおばあちゃまの姿に大きな拍手が送られました。1945年の終戦間際7月28日に、青森市で起きた青森空襲の悲劇を2度と繰り返してはならないというメッセージが、静かで穏やかな語りと音楽の中でぐっと伝わってきました。

 左が佐藤きむさん。左下が片山さん

  

  左真中が大畑さん

帰りにちょっとコーヒータイム

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください