さくらまつり中止の影響調査

12 4月

4月11日 日本共産党衆議院議員選挙比例代表予定候補のふなやま由美さんと共に、

津軽藩ねぷた村と北星タクシー、弘前公園一陽橋付近駐車場などに行き、新型コロナウイルスによるさくらまつり中止や弘前公園立ち入り禁止などの影響について、お話を伺いました。

この津軽藩ねぷた村は弘前公園東側のお堀のすぐ目の前にあり、昭和56年から体験学習施設として、県内外、国内外からたくさんの観光客の皆さんが立ち寄る観光施設です。

全くの民間施設で特産品センターとしての機能も併せ持つところです。体験学習として、津軽三味線やねぷた太鼓を弾くこともできます。現在はアルコール消毒や、演奏を聴く際には2メートルの間隔を取るなど注意を払いながら営業を続けています。

さてこの施設は、特にさくらまつりには観光バスプールにもなっていることから、皆さん立ち寄られる場所です。常時職員30人とアルバイト10人を雇用し、その人件費は月900万円とか。これまで、さくらまつりにはさらに100人のアルバイトを雇うのだそうです。

しかし、今は、キャンセル続きで、1~2%の売り上げにとどまっているそうです。何とか知恵を出してこの窮地を乗り越えなくてはならないと社長さんはおっしゃっておられました。
その知恵の一つが疫病を退治したという伝説の残るアマビエを金魚ねぷたの枠に形どった「アマビエねぷた」を作成し、販売したところ注文が殺到しているそうです。

 先に注目されているアマビエの絵が描かれた「お化けコーヒー」も売っていました。

北星タクシー会社は、2月からの初乗り運転12%値上げがあり売り上げが伸びた矢先に、コロナ問題が持ち上がり、3月からどんと落ちてしまった。1台の車に2人の運転手さんが必要で、全体の雇用数は256人から260人で、社会保険料が月1100万円となり、これをどうにか免除してもらいたいとの要望が出されました。

また、運転手さんたちは歩合制で働いており、この客数減の中で最低賃金さえ保障できない。せめて最低賃金までの差額を保障してもらえないかとの要望も出されました。

最後に訪れたのは、弘前公園西側一陽橋付近のゲート前で駐車所を経営している社長さんにお話を伺いました。いつもであれば花が咲かないこの時期から、お客さんはぼちぼち来初めるのだが、ほぼ壊滅状態。固定資産税や、市県民税や国保料などの支払いは350万ほどになり、どうやって払えばいいのかと嘆いておられました。弘前公園入園禁止になったが、せめて一陽橋の向こうにゲートをつくり橋の上から桜を堪能できるように柔軟な対応にしてほしいなどの要望も出されました。さくらまつり中止も入園禁止も死活問題だと訴えておられました。

 ご覧のとおり広い駐車スペースはがらんとしていました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください