西尾正道氏講演

29 11月

11月21日 独立行政法人国立病院気候北海道がんセンター名誉院長西尾正道氏の講演会があり出席しました。

演題は「トリチウムによる内部被ばくの危険性」

トリチウムは福島原発の地下水をためているタンクの汚染水にも含んでいるもので、六ケ所核燃再処理工場でも稼働すると、常時海にに垂れ流される物質です。

県議会で私も取り上げたことがありますが、水で希釈されるから何も問題はないとあっけらかんと答弁します。福島では大きな問題となり海への放出は絶対反対の声が多数ですが。

今回の講演がこの「トリチウム」の被爆の危険性についてというのですからこれはお聞きしたいと思い、参加しました。

先生は「トリチウム1ベクレルを実効線量(sv)に計算する換算係数は全く実証性なし。しかし1ベクレル当たり0.000000019mSVとして計算し、他の放射性物質と比べて影響は小さいとされているが、これに対し、0.000000019/ベクレルという内部被曝線量を計算する預託実効線量係数の数値の根拠は科学的実証性なし!(全く根拠のないものである)、限局した小範囲しか被曝しない内部被曝の前進影響をSvでは評価不能」「政府・専門家のトリチウム安全安心神話は大嘘。最大の問題は水素としてDNAに取り込まれること。トリチウムは生態系内部で循環して蓄積する。小柴昌俊氏がトリチウムの危険性を警告していた」などと話されました。

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