2月19日農林水産委員会で質問をしました。
質問項目は以下の通りです。
2月農林水産委員会質問項目案 安藤委員
問1 園芸施設共済について
昨年12月からの大雪による被害状況について報告事項として示されました。
速やかな再建・修繕の体制がとられる必要があります。なかでも、今回被害が見られた農業用ハウスの損害を保障する園芸施設共済の早期支払いが求められることから共済に関わる質問をさせて頂きます。
(1)令和2年12月中旬からの大雪被害により園芸施設共済の支払対象となった被害棟数と共済金の支払状況について伺いたい。
再)損害評価や共済金・保険金の支払いはスムーズに進んでいるという理解でよろしいか。
※園芸施設共済の加入率は4割と聞いているが。異常気象続きの今般あらゆる災害に遭遇した時のために園芸施設共済の加入率を上げることが求められると思います。
(2) 園芸施設共済の加入率向上のため、県はどのように取り組んでいるのか伺いたい。
再)掛け金に対する補助の体制はどのようになっているか。
再)収入保険との関係はどうなっているか。
再)6割の方が園芸施設共済に未加入なわけだが、「被災したハウス等の再建・修繕に要する経費を助成する」強い農業・担い手づくり総合支援交付金の周知はしっかり行われているか。
問2 「清水森ナンバ」について
清水森ナンバは約400年前に弘前藩主津軽為信が京都から持ち帰ったと伝えられ、大振りで辛み成分が少なく、ビタミンCやビタミンEが他の在来品種よりも多いとされており、1998年~2003年頃には清水森で生産者が一人となり、2004年に産地維持やブランド化に向け産学官で構成する在来津軽清水森ナンバブランド確立研究所が発足し、生産の輪が広がってきていると聞いています。そこで
(1)清水森ナンバの生産状況の推移について伺いたい。
再)青森県として清水森ナンバの生産にどの様な関わりを持っているのか。
※この度新聞報道で「清水森ナンバが12月23日に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度の対象に追加登録した」ということを知りました。農林水産省は、「地理的表示保護制度の導入を通じて、それらの生産業者の利益の保護を図ると同時に、農林水産業や関連産業の発展、需要者の利益を図るよう取り組みを進める」としています。そこで
(2)地理的表示(GI)保護制度に登録されたことによる効果について伺いたい
<再質問>
青森県内で地理的表示(GI)保護制度に登録されている産品は、他にどのようなものがあるか伺いたい。
答弁あり(青森カシス、十三湖産大和シジミ、つるたスチューベン、大鰐もやし)
再)他のGI登録製品を見ると個性的で商品価値や注目度が高いといえると思うが、清水森ナンバもさらに安定的な生産者が進み今回のことを弾みに販売にもさらに力を入れてほしいと思う。
問3 中南地域のももについて
※津軽みらい農協では、「津軽のもも」という地域団体商標で取り組みブランド力強化を図っていますし、つがる弘前農協でも「本州最北端で生産される“つがるの桃”」として、栽培面積の拡大と安定供給に取組んでいます。中南地域のももの生産がりんごの経営リスクを分散するために栽培を始めたとされ順調に伸びているようであります。そこで
(1)令和2年産中南地域のももの生産及び販売状況について伺いたい。
(2) 中南地域のももの生産振興に係る県の支援策について伺いたい。
またこの日の昼食休憩に入った時に別室で青森県がコメの品種「つがるロマン」に変わる品種として研究されてきた「青系196号」の試食会が行われました。コメ「青天の霹靂」との食べ比べでした。
青天の霹靂に対してもちもち感のある食べやすさを感じました。