8月24日 県議団の3人は、新青森太陽光発電所建設事業を考える会の皆さんの案内で、新城山田地域に建設が進められている現場の調査をしました。
一番上の写真は隣接する既存の太陽光発電所をバックに立つ右から安藤、松田さん、吉俣さん。 この既存の発電所も45ヘクタールという広さですが、今建設が進められている発電所は105ヘクタールもあり、青森県内最大の太陽光発電所となります。既存の太陽光発電所もまた新たに作られている太陽光発電所も、共に広大な広さの林を伐採しつくられています。
下記の写真は、すでに稼働している新城山田太陽光発電所です。
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下記の写真が木を伐採し造成がすすむ「新青森太陽光発電所」建設現場です。
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調整池は3か所作る計画になっています。その調整池が完成してから木の伐採を進めることになっています。しかし、その調整池が完成する前から上記の写真の通り造成が始まり、いろいろな影響が出ています。下の写真は、地権者のお一人である方の隣接地にある池がご覧の通り、雨などの時に泥水が流入し、泥まみれの蓮池になってしまっています。山側に設置された防護壁(呼び名がよくわかりません)は青森市が設置したようです。この池に放たれていた鯉が100匹も死んでしまったそうです。
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泥を沈殿させるために「こうぶんし」というものを入れ作業する機械が設置されていました。
上澄みを流しているそうです。
(流れていく先の小さな川の水質を目視しに来ていた業者の人に聞きました)
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上澄みの水が下記添付写真の側溝を通して流されていきます。
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下記の写真の所に流されます。しかし、この間の大雨でこんな小さな小川はすぐに溢水し、草地に流れ込んだそうです。(この場所を見下ろせる場所に立つ家の住人のお話)
そしてこの住人の方が心配されていたことは、流れてくる水が真っ白く濁り(数日前は赤茶色)下流の田に流れ込むのに、コメの安全に問題はないのか、農家の方たちはこの水のことを知っているのかということでした。
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今重要なことは、調整池が完成するまで工事をストップさせることです。
奈良県では、この事業者と同じ事業者が進める太陽光発電が、調整池が完成しないまま工事を進めることは問題だとして工事をストップさせたということが分かっています。
青森県でも、奈良県に学び県が毅然とこうした対応をとるよう求めていきたいと思います。