12月18日 弘大名誉教授斉藤利男氏を講師に十和田古道の調査を行いました。
この調査の背景には、古道を破壊することになる惣辺・奥瀬風力発電所の建設が予定されるという事態になっていることがあります。
十和田古道は2019年にNPO十和田歴史文化研究会で斉藤利男氏を招いて古道(その時に認識していた古道は現存する古道に沿って開発された林道でした)を探る催しを開催し、斉藤利男氏が正真正銘の古道を確認し、大発見となりました。
斉藤利男氏は中世史研究者であり、古道を証明する文献でこのことが証明されているとのことです。
この日は日本共産党県議団から私と吉俣洋、そして高橋千鶴子衆議院議員、十和田市議の小笠原良子氏、そして地元の十和田湖伝説の会会長の中川一樹氏や惣辺・奥瀬風力発電を考える会の舛甚英文代表なども駆けつけてくださいました。
十和田湖はかつて神の山「御山」と呼ばれ、霊山十和田に向かう出発地点にある神社
調査に行った日は降雪があり見にくいのですが、古道を確認することができました。
指さす一段高いところが古道です。私たちが立っているのは林道です。
斉藤利男先生が説明してくださいました。
ここにも古道があります。
現地調査の後は十和田文化センターで講義を受けました。

終了後記念撮影をしました。
2本の古道が交わる地点には、それまでの険しい道のりを経て一気に開けた素晴らしい景観が見られる場所に出るのだそうです。現在はそこに十和田氏が展望台がありそこから見る眺めは本当に素晴らしい眺望を仰ぐことができるのだそうです。しかし、その絶景が43基つくる予定の風車で台無しになってしまう。そして熊野古道と同等の価値がある十和田古道を壊してしまうことになるのです。
現在青森県によって環境影響評価がなされており、経産省に提出する県の意見にも古道に配慮する必要性が謳われています。そして、専門家による位置づけがなされるよう求めています。
これからの地域の人たちの運動にもぜひ注目していきたいと思います。