5月26日27日 経済交通観光委員会で調査が行われました。
●タグボート株式会社ではクレイジーサイダーの販路拡大の取組について調査しました。
クレイジーサイダーはりんごの果実酒で、2022年9月に青森県特産品コンクールで「青森県知事賞」に輝いた商品。
代表取締役水口清人さんから説明を伺った。上記の商品の他アップルブランデー「ÇRAZY DAYS」の販売を開始し、第2工場、第3工場と規模拡張中で青森県の未来に寄与できるよう最善を尽くす。
●弘南鉄道株式会社では民間鉄道の利用促進の取組について
乗客獲得のための様々な取り組みがなされていることが良く分かる説明をしていただいた。
●弘前大学研究・イノベーション推進機構より起業活動支援のとりくみについて
職員や学生の起業への支援「スタートアップ・企業支援の取組について」地域創生本部よりお話を伺った。
次に具体的な取り組みとして佐々木氏による
リチウム回収ベンチャーリキューブ株式会社を立ち上げ、日米英の投資家より10億円のシード資金調達を完了。研究リチウム精錬事業として米国・日本に精錬プラントを設置予定という大事業構想だ。ものすごい利益をもたらす事業となるのだろう。
その他、同じく弘前大学発ベンチャー「合同会社美枝紙」を開発し、りんごや桜の枝を使って和紙をつくり商品化に向けて今動き、当面ねぷたの和紙として利用が始まっているお話を山科則之代表より伺った。
●appcycle株式会社の「アップサイクル事業による企業の取組について」
代表取締役の藤巻圭氏からお話を伺った。
りんごの枝などを使って商品化する事業を展開し世界に輸出する等事業を展開しているとのことだった。
●もったいない研究所「鶴田町地域活性化支援センターの取組について」
廃校となった旧鶴田町立水元中央小学校を利用してもったいない研究所に管理運営を委託をしている事業だ
右端の方が研究所の岡詩子代表。3人で運営しているとのことだった。
廃校となった学校から見える岩木山の景色は素晴らしかった。
ガラス越しなので見えにくい!
●五所川原市・交通課「金木地域公共ライドシェアの取組について」
市町村が行う公共ライドシェア(自家用有償旅客運送事業)とは、交通空白地で道路運送法に基づく登録を受けて有償で運行。タクシー(乗合・乗用)2種免許不要(1種免許+認定講習)で、県の委託事業として商工会議所に委託しているとのことだった。
運行は4人が登録し、常時2人が運行。令和6年10月から はいきたかなぎ運行開始
運行日 月曜から金曜 9時から~12時、13時~16時
運賃 五所川原市民500円、市がい在住者1000円
乗降場所 かなぎ病院、津軽鉄道金木駅、金木タウンセンター、公共施設
昼食 「赤い屋根の喫茶店「駅舎」
旧駅舎なので裏には津軽鉄道が走っている。
●(株)KOMORU「こもる五所川原の取組について」
「こもる五所川原」という宿である。個人宅を改装して宿にし「自分と向き合うための時間」を提供する。県外・海外からのお客さんが多く利用されているとのこと。なかなか面白い!
同会社が「Adam」という青森県産りんご搾りかす100%を使用した新しいシート材料を開発し、写真のようなバックや名刺入れなどを商品化し販売している。