8月22日 国立療養所松岡保養園に高橋千鶴子衆議院議員の調査に、よしまた洋県議、赤平青森市議等と共に同行し勉強させていただいてきました。
当日は、川西健登園長、佐藤勝自治会副会長、全日本国立医療労働組合松丘支部のみなさんらとそれぞれ30分ほどずつ懇談をし、お話を聞かせていただきました。
見学した社会交流会館のリーフレットに園長、自治会長のご挨拶が載っていましたので、このご挨拶にお聞きしたお話が集約されているなあと思いましたので掲載させていただきます。(当日自治会長さんは入院されていてお目にかかることはできませんでした)
下は社会交流会館で自治会副会長さんらと懇談しているところです。
下は組合の皆さんと懇談しているところです。現在61人の入所者の皆さんをささえているスタッフが200人いるそうで、市や県には次のステップに移る計画をぜひとも打ち立ててほしいという声があがっていました。北海道庁では検証作業が行われているそうです。
また、看護助手の皆さんが最近3交代に移行し給料も減り体もきつくなったと訴えがありました。
この下は、創立以来110年間に亡くなられた1152柱が安置されている納骨堂と胎児と病理標本の慰霊碑です。
その他園内を散策しながら諸施設を外から見学させていただきました。
家族保障法がこれから審議されていくのですが、ご家族の皆さんはつらい歴史の中で家族が名乗り上げられる人は限られるのではないかというお話を聞いて、事態の深刻さをあらためて認識しました。
全てのハンセン病で亡くなられた方々へ心より哀悼の意を表します。そして今なお苦しめ続けられている患者の皆様、ご家族の皆様に心寄り添う政治がなされるよう願うと同時に、私たちも頑張っていきたいと思います。