2日目朝のリンゴ調査に続き出かけた先は、初めに「中華民国旅行商業同業者公会全国連絡会」です。台湾の旅行業者の団体です。対応されたのは副理事長のピーターさん、日本委員会代表の大栄旅行社の郭会長らです。
右から2番目の方がピーターさん。
質問する安藤
ピーターさんのお話はとても嬉しくなる内容でした。「エバー航空のダイレクト便がない時代から日本航空を乗り継いで東北・青森への送客商品造成を頑張ってきた。それが7月からのエバー航空の直行便につながり、11月からの増便されることになった。これまでの積み重ねが実になって任務達成という気持ちだ。青森県は、リンゴや美味しいもの素敵な景色があるが、同時に青森県に携わる方々の温かい気持ち、おもてなしが台湾の人に非常に深く魅力として、青森に行きたいという思いを高めている」と。
そして「青森への団体旅行を沢山送客しているが、個人旅行が増えてきている。団体で行った方も、個人で行った方もとても満足して帰ってくるので、旅行会社としても青森という県をブッシュする、アプローチ、プロモーションすることが価値あることだと思う。
台北だけで1490、全国になると3960という旅行会社があり、これからはますます深い旅行の商品作っていきたいので、青森のように奥深い県は、それに対応できる思うので、我々旅行会社の人間を招待して、りんごもぎやねぶた体験など、いろいろな体験をさせていただければさらに理解が深まると思う」と述べていました。
さらに「大手の旅行会社ばかりでなく中小の旅行会社はテーマ旅行、サイクリング・オートバイ、白神山地に泊まったりと単純観光ではない商品づくりに情報を提供していただきたい。文化遺産や自然遺産のある青森県なのでそれらを紹介していただけるガイドさんを育てていただきたい」との要望も出されました。
郭会長さんからは「(副理事長の会社)大栄旅行会社が沖縄から始まった旅行会社で20年来、いろんな情報を発信して、時代と共にお客様の需要を変えていった。青森県からも新しい情報を台湾の方に投げかかけていただいて、自分たちもいろんなプロモーションの仕事をしていくことが継続して航空の増便、維持、安定した送客につなげて行く方法かと思う」と話されました。