女性都道府県議会議員の会

16 2月

年末にお誘いが来ていた女性都道府県議会議員の会第3回総会に初めて出席しました。

1月27日衆議院第二議員会館でありました。

  司会は群馬県議のあべともよさんが、代表挨拶は兵庫県議の大前春代さんが、議長は岐阜県議の野村美穂さんが担いました。

 総会には上智大学の三浦真理さんがいらして挨拶されました。都道府県議の女性の割合などについて研究されている方だそうです。東京では3割、京都では2割までになっているがどういうところが女性が増えるのか研究しているそうです。逆に1人しかいない県が熊本や山梨であるそうです。せっかく障壁を取り除く法律ができたのにどういうところに壁があるのか調査したいと。呼び名の通称使用可の所と不可のところがあることなども報告されました。今後都道府県アンケートに取り組みたいと話されていました。 厚労省 雇用環境・均等局雇用機会均等課あわやま氏から「女性活躍推進に関する取り組みについて」  労働基準局労働条件政策課おいかわ氏より「働き方改革推進法における労働時間法制の見直しについて」というお話を頂きました。男女がきちっと評価される企業をめざし、男女の家庭での普段の公平化の必要性など訴えているとも。

そして、兵庫県議の大前さんより自身の議員を務めながら出産子育てを経験し、現在1歳1か月の子をかかえながら議員活動している体験が報告されました。本会議場に防音室があり子どもを見ながら議会の様子を見ることができるそうです。また産休・育休に関し、育児を理由とする本会議を休むことができるとのこと。当時男性議員で奥さんの介護で休みを取ったことがきっかけとなり明文化されたとのこと。

その後、各地からの取組や現状について報告がありました。

鳥取県議・・・8年間の間に規則が変わり、子育て男性議員が会派の会議途中でも4時になると帰宅。
宮崎県議(井上氏)・・・介護しながら議員を続けている。女性議員を無くせないと。
岩手県議・・・女性県議が7人となり仕事と家庭の両立ができるよう公務・疾病・自己に対応した育児・介護規則      改正をした。

私も、夫の介護をしながら議員生活を送り夫の「介護休暇を取ってくれ」の要求に何も応えてあげられなかった経験を報告しました。この会合に出て全国の進んでいる事例に学びぜひともまずは女性議員3人が集まり何らかの協議をしたいなと思いました。

その後医療法人社団悠翔会理事長佐々木淳氏による講演がありました。(別ページで報告しす)

また、昭和女子大学理事長坂東真理子氏が「女性の活躍推進」についてのお話をしにおいで下さいました。つい最近の徹子の部屋にもご出演されていた方でした。とても気さくな語り口で熱っぽく話されました。

 

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