阿部合成展

24 1月

昨年になりましたが、12月21日に青森県立美術館で開催されていた「生誕110周年 阿部合成展 修羅をこえて~愛の画家」に行き素晴らしい作品に触れてきました。

今月2021年1月31日まで開催しています。(月曜日は休館)

  

珍しく撮影自由というのでスマホでいいなと思った作品を写してきましたのでご紹介いたします。

  

  「夫人像」

  

  

 

  

 これも含め自画像がいくつもありました。

「見送る人々」初期の傑作。グラフ誌に掲載されたこの作品を見た駐アルゼンチン大使から、日本人らしくないという非難を受けたことにより、合成は、反戦的な画家として忌避されるようになった。

阿部合成は、浪岡村(現青森市浪岡)に生まれ、旧制青森中学校を卒業後京都市立絵画専門学校で日本画を学び、1938年二科会に入選した出征する兵士を見送る人々の熱狂と悲嘆を描いた「見送る人々」を描いた。

1943年、自らも出征しますが、敗戦後シベリアで抑留され、1947年帰還するものの、その過酷な体験は作品にも大きな影響をあたえ、戦前の堅固な構成は影を潜め、即効的で荒々しく感情を吐露するような作品が生み出された。

青森中学の同級生で親友であった太宰治のために、太宰の郷里に建立された鎮魂の碑ともいうべき金木芦野公園「太宰治碑」を制作した。

(チラシの説明より)

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