2日目は、熊本県議会庁舎にて「熊本城の修復と観光交流施設の概要」について
観光経済交流局観光課より説明を受けました。
復興に向けた様々な取り組みをされており、中でも
国の補助を活用した「グループ補助金」(国1/2、県1/4、自己資金1/4)の申請が何百件とあり、倒産が少なくてすんでいるとのお話でした。
「くまもとで、オフろ~う。」というプロモーション動画(人気のクマモンが温泉に入る動画)
が3月につくられ、これから温泉をアピールしようとしていた矢先に地震が起きてしまったようでした。
それでも、一口城主募金が始まり何千万円といういう立ち上がりのための資金が市民の間から寄せられているということで、今後の希望も感じられる調査でした。ちなみに熊本城の完全復旧は20年を目指しているとのことでした。
次に訪れたのは、福岡県の3町合併で誕生したみやま市です。
エネルギーの地産地消の取組を調査してきました。
市の所有地に5,5メガの太陽光発電を設置し、合わせて住宅への太陽光発電設置促進を進め
そこで得られた収益を住民の福祉へ還元するという姿勢で臨んでいるとのこと。
その具体例として、大規模HEMS情報基盤整備事業に参画し電力データを利活用した生活総合支援サービスにつなげるという取組がなされていました。
電力販売・市民サービス・地産地消産業振興を第三セクターである「みやまスマートエネルギー株式会社が担っているとのことでした。
これらの事業を通して人口減少を食い止め、移り住む人を増やすというのが目標のようです。
あとは
福岡県中小企業振興センターで幅広い人をそろえての中小企業相談活動などの調査と博多国際ターミナルで平均1日4隻ものクルーズ船が利用するというターミナルを調査しました。
主に中国からのお客さんが多いそうです。