10月4日に行われた文学の丘まつりの2部は石川公民館に場所を移して行われました。
講演を津川武一氏と同じ、健生病院の精神科アルコール専門の医師坂本隆氏にお願いしました。
演題は「津川武一とアルコール医療」。
坂本先生精神科の医師になるいきさつや、津川先生がアルコール依存症で暴力をふるう夫や家族をもつ女性たちの心労を理解し、女性たちの荷を軽くするためにもアルコールで暴力をふるう患者を大人しくさせるための処方を進めていったこと。
しかし、その後精神科患者であっても本人の意思に基づく治療でなければ許可されないという医療の根本に立ち返って、方向性が変わったことなど津川先生と精神科医療の関係を話していただきました。
その後、15名ほどの参加者から津川先生とのリアルな思い出を語り合い、津川武一先生を偲びました。